ロンドンオリンピックバレーボール競技日程
7月 | 8月 | |||||||||||||||||||
対象種目 | 主な会場 | 25日 | 26日 | 27日 | 28日 | 29日 | 30日 | 31日 | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 | 12日 |
バレーボール | アールズ・コート | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
ビーチバレー | ホースガーズパレード | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
ロンドンオリンピックバレーボール
ロンドンオリンピック バレーボールの見どころ
男子バレーボールは出場を逃したが、女子は'04年アテネオリンピック以降3大会連続出場を決めた。
'09年からチームを率いる眞鍋政義監督は「金メダル獲得」を目標に掲げ、
'10年の世界選手権では銅メダル、'11年のW杯では3位まであと一歩に迫る4位と、着実に成果を残してきた。
5月に行われた五輪最終予選も「1位通過が絶対条件」と公言してきたが、フタを開ければ最終日まで出場権が決まらないというまさかの大苦戦を強いられた。
本番前に思わぬ試練に見舞われたが、眞鍋監督は「ここで舌しんだことをプラスにしたい」とあくまで前向き。
'84年口サンゼルス以来のメダル獲得なるか。
イタリア、ロシアと同組となった予選リーグの戦いぶりにまずは注目だ。
エースとしてチームを引っ張るのがウイングスパイ力ーの木村沙織。
卓越した技術が注目され、高校3年時にアテネオリンピックに初出場、
2大会連続出場を果たした北京大会でも活躍した。
これまでは誰かに引っ張られる形の妹キャラの印象が強かったが、
'10年の世界選手権前に、真鍋監督から「勝っても負けても、このチ—ムはお前次第」と言われ、エースの自覚が芽生えた。
'11年は人生初というスランプに苦しむも、ワールドカップではアメリカ、ブラジルを
打破する原動力となった。
その木村を支えるのがセッターの竹下佳江だ。
世界が認めるトスワークで、若手攻撃陣を「1番いいところで使ってあげたい」と自らは黒子に徹する。
集大成として臨む3度目の五輪にすべてをかける覚悟だ。
さらに気迫溢れるプレーでチームを牽引する荒木絵里香、大型アタッカーとして期待されながらもケガに泣かされた狩野舞子、バックアタックを武器とする迫田さおりら、個性豊かな面々が揃う。「チーム一丸」となって、悲頃のメダル獲得を狙う。
女子の優勝候補筆頭はアメリカ。
最高到達点331センチと男子選手並みの高さを誇るフォルケ・アキンラデウォ、320センチのデスティ二ー・フッ力ーと攻撃力の高い選手が描う。
チームを率いるヒュー・マッカーチョン監督は北京大会で男子アメリカ代表を金メダルに導いた名将だ。
北京以降、経験を重ねたチームと指揮官がどんな融合を見せるのか。
完成されたシステムに基づいたデータバレーも必見だ。
アメリカを追うのが前回優勝のブラジルとイタリア、ロシア。
前回大会を経験したメンバーも残り、若手も成長を遂げている。
総合力、安定感ではアメリカに勝るとも劣らない各チーム。
金メダルを巡り、この4チーム争うことになりそうだ。
ロンドンオリンピック ビーチバレーの見どころ
6月のアジア大陸カップを制し、土壇場で出場枠「1」を手に入れた男子(女子は出場権獲得できず )。
しかし、道のりは険しかった。
日本代表の朝日健太郎が腰痛を抱え、今井啓介はひざのケガで離脱。
それでも、代表に追加招集された日高裕次郎の活躍で、強豪の中国、オーストラリアを接戦の末に撃破した。
ロンドン五輪の出場は1ペアで、朝日・白鳥勝浩組と青木晋平・日高組の代表決定。
世界の注目選手
ビーチバレーが正式種目になったアトランタ五輪以降、男子は表彰台の頂点をアメリカとブラジルが独占。
今回もこの2か国の金メダル争いが予想される。
中でも注目は、北京五輪を制したアメリカのフィル・ダルハウザ—、トッド・ロジャース組だ。
ダルハウザーは206センチの高さを誇り、ロジャースは38歳のベテラン。
円熟味を増したプレーで連覇を狙う。