ロンドンオリンピックウエイトリフティング競技日程
7月 | 8月 | |||||||||||||||||||
対象種目 | 主な会場 | 25日 | 26日 | 27日 | 28日 | 29日 | 30日 | 31日 | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 | 12日 |
ウエイトリフティング | エクセル | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
ロンドンオリンピック ウエイトリフティングの見どころ
‘00年シドニー大会から女子の正式種目になり、男子8階級、女子7階級で行われるウエイトリフティング。
五輪ではその国の方針でひとつの階級に複数の選手を出してもいいことになっている。
日本は男子がアジア選手権で1枠獲得に止まったが、女子は選手権で4枠獲得。
53キロ級だった三宅宏美と75キロ超級の嶋本麻美(金沢学院大学職員)はともに‘11年世界選手権6位で入賞圏内だが、三宅は北京と同じ48キロ級に挑戦してメダルを狙う。
この競技は体重も大切。試合当日に計量した体重が軽ければ、同じ重量を挙げても順位が上になるため、駆け引きも重要となっている。
メダルに近いのが、‘68年メキシコ五輪銅メダリス卜の父・義行と二人三脚で挑戦する48キロ級の三宅だ。
前回の北京でも前年までは、滅量が楽で体に負担のかからない53キロで重さに慣れておき、本番では48キロ級に落として勝負をかけた。
だが計量後に体重が滅り過ぎて6位止まりで、悔し涙を流した。
‘11年には53キロ級スナッチ・ジャーク合計で207キロにまで上げて、自身の持つ日本記録を更新した。48キロ級で200キロ超えなら、メダルは一気に近づく。
‘11年世界ジュニア4位の48キロ級八木かなえも期待だが、入赏には自己記録更新が条件だ。
男子105キロ超級は、‘11年のスナッチで214キロの世界新を挙げて王者になったバー
ダッド・サリミ(イラン)が、合計472キロの世界記録に挑戦する。
女子75キロ超級は周璐璐(中国)とタチアナ・カシリナ(口シア)が女王の座を競い合う。
北京の75キロ級銅で‘11年の世界選手権覇者のナデジャ・エフシユキナも、超級の3位相当
の重さを挙げる超人だ。