ロンドンオリンピックサッカー日程
サッカー | 7月 | 8月 | |||||||||||||||||
主な会場 | 25日 | 26日 | 27日 | 28日 | 29日 | 30日 | 31日 | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 | 12日 |
ウェンブリースタジアム、他 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
ロンドンオリンピック 男子サッカー 日本代表1次リーグ日程 | |||
日程 | 開始時間 | 対戦国 | 会場 |
7/26(木) | 12:00 | 日本 - スペイン | ハンプデンパーク |
7/29(日) | 19:45 | 日本 - モロッコ | セントジェームスパーク |
8/1(水) | 17:00 | 日本 - ホンジュラス | シティ・オブ・コベントリー・スタジアム |
(※開始日時は現地時間。日本との時差は-8時間(夏時間))
ロンドンオリンピック 女子サッカー 日本代表1次リーグ日程 | |||
日程 | 開始時間 | 対戦国 | 会場 |
7/25(水) | 17:00 | 日本 - カナダ | シティ・オブ・コベントリー・スタジアム |
7/28(土) | 12:00 | 日本 - スウェーデン | シティ・オブ・コベントリー・スタジアム |
7/31(火) | 14:30 | 日本 - 南アフリカ | ミレニアムスタジアム |
(※開始日時は現地時間。日本との時差は-8時間(夏時間))
男子サッカー
スペイン戦 観戦チケット付
グラスゴー5日間 7/24出発
女子サッカー
ロンドンオリンピック 男子サッカーの見どころ
'96年アトランタから5大会でオリンビック出場を果たしているU‐23日本代表(オリンピックは23歳までの選手が主軸)。
関塚隆監督は「メダルを狙う」と意欲十分だ。
確かにA代表のザックジャパンに定着しているMF清武弘嗣ら強力攻撃陣のクオリティは高く、彼らがブレイクすれば大躍進もありえる。
ただ、男子サッカーの場合、チーム強化の機会が少なく、24歳以上のオーバ一エージ枠で招集された吉田麻也らとの融合を図れるのは3週間弱。
守備の連携を深めるにはあまりに時間が足りない。
そういうマイナス面も考慮すると、目標は1次リーグの突破だ。
初戦スペイン戦では勝ち点1以上(引き分け以上)を取り、モロッコとホンジュラスから勝利を挙げることに期待したい。
関塚ジャパンの軸をなすのは、清武、酒并宏樹、権田修一のA代表組。
抜群のスキルを誇る清武はゲームメイクや得点に絡める。
右サイドバックの酒井は大胆な攻擎参加と精度の高いクロスがウリ。
権田は安定感と統率力のあるGKだ。
W杯ブラジル大会最終予選を経験した彼らがチ—ムに落ち着きをもたらすことが肝要だ。
攻撃陣に欧州組が多いのも今回の特徴。
バイエルン・ミュンヘンで欧州チャンピオンズリーグ決勝のベンチに座つたMFF宇佐美貴史、
オリンピック最終予選で結果を出した万能型のFW大津祐樹らは欧州のピッチや球際の激しさに慣れている。
今大会ではそれが武器になるだろう。
彼らに国内組のFW齋藤学やMF扇原貴宏(セレッソ大阪)らが絡んでどれだけゴールを奪うことができるか。
そこが日本のカギになりそうだ。守備陣はオーバーエイジ枠の吉田と徳永悠平(FC東京)に加え、酒井、権田らの連携がポイント。失点を最小限に抑えることが8強入りの絶対条件になる。
ロンドンオリンピック 女子サッカーの見どころ
「やる」スポーツ、「見る」スポーツとして、女子サッカーは近年、世界的に急成長を遂げている。
その中心にいるのが、世界一面白く 、世界一美しいサッカーを備えた日本代表"なでしこジャパン"だ。
'08年の北京五輪で、正確な技術、豊富なスタミナ、相手の先手を取る知性の3つをミックスさせたなでしこジャパンが4位に躍進「日本が示した未来の女子サッカー」(アメリカのスンダーゲ監督)は、'11年の女子W杯でさらに進化し、ついに世界の頂点に立った。
そして国際サッカー連盟は、年間最優秀選手に澤穂希を、同最優秀監督に佐々木則夫を選出。
なでしこは世界のお手本となった。
今大会もなでしこジャパンは優勝候補の一角に名を連ねる。
しかし過去にW杯と五輪を連覇した女子チームはひとつもない。
それほどに、世界一であり続けることは難しい。
王座奪還を狙うアメリカをはじめ、2大会連続準優勝のブラジル、日本のファンになじみは薄いが成長著しいフランスなど、ライバルはいずれも強力。
上位陣がしのぎも削る決勝卜一ナメン卜以降の戦いは接戦が予想される。
メダルの行方は混沌としていると言ってもいいだろう。
サッカー選手の五輪出場資格は、男女で違う。男子が23歳以下(+上限3名まで年齢無制限)であるのに対し、女子は年齢無制限。
日本女子も最強メンバーで臨む。
大黒柱はやはり澤だ。特に阪ロ夢穂とコンビを組むようになってからは、相手ボールを奪うセンスに磨きが掛かり、日本により多くの攻撃機会をもたらした。
攻撃の機械が多いからこそ、澤自身の得点も増えている。攻撃面で決定的なチャンスを演出するのは、キックの正確さを世界中から賞賛される宮間あや。
フリーキックやコーナーキックは、彼女の見せ場となる。
'11年のW杯以降、最も成長を遂げたのは、大儀見(永里)優季だ。
ゴールへの強い意欲に加え、パスのつなぎ役としても機能するようになり、守備に回ったときの運動量も格段に増えた。
'11年のなでしこリーグ得点王である川澄奈穂美、大野忍のコンビとともに、ゴール量産に期待したい。
守備陣の中心は、相手の自由を奪うプレーが得意な岩清水梓。近賀ゆかり、鲛島彩、海堀
あゆみらとともに、粘り強くゴールを守る。
北京五輪をケガで欠場したアビー・ワンバックが8年ぶりに五輪に出場。
180センチという長身ばかりに目が行きがちだが、実は機敏な走力も武器だ。
ワンバックとともに大会得点王を争うのは、ブラジルのマルタ・ビエイラ・ダ・シルバ。
マルタは澤よりも前、5年連続で世界最優秀選手賞を受賞した女子サッカー界の大スター。
母国の英雄になぞらえ、「スカートをはいたペレ」と称される。
日本と同じグル—プFには、クリスティン・シンクレアとロッタ・シェリンという、やはり世界屈指の点取り屋が名を連ねる。
シンクレアは破壊的なパワー、シェリンは器用さに定評がある。