ロンドンオリンピック卓球競技日程
7月 | 8月 | |||||||||||||||||||
対象種目 | 主な会場 | 25日 | 26日 | 27日 | 28日 | 29日 | 30日 | 31日 | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 | 12日 |
卓球 | エクセル | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
ロンドンオリンピック卓球
ロンドン6日間
7/26〜29、8/1・3出発
ロンドン6日間
7/26〜29、8/1・3出発
ロンドンオリンピック 卓球の見どころ
男女シングルスと団体の4種目が行われるが、注目は団体。
日本は過去の世界選手権で男女とも3位までに入っている。
違うのは、五輪ではシングルス4試合にダブルスも入れた5試合で戦うことだ。
女子では福原愛・石川佳純組が、男子では岸川聖也・丹羽孝希組が勝利できるかがカギ。
女子は石川と福原の二枚看板で戦えるため、勝ち星を計算できる強みがある。
チームランキング2位の勢いで本番に臨めれば可能性は十分にある。
一方男子は、エースの水谷隼のシングルスで勢いをつけたい。
4月の五輪アジア予選で、当時世界ランキング1位の馬龍(中国)を破った丹羽の思い切りのよさを、ダブルスの名手・岸川が引き出すことができれば、メダルが近づくだろう。
女子初のメダル獲得への大黒柱は世界ランキング5位の石川と同8位の福原だ。
15歳でアテネ大会に出場して以来、日本女子の歴史を切り開いてきた福原は、3度目の五輪。
世界トップクラスと評されるバックハンドに比べてフォアハンドが弱点だったが、それも徐々に克服した。今年の日本選手権シングルス初制覇はその成果だ。
その福原を追いかけて成長した19歳の石川は、フォアハンドとサーブが武器。
特にサーブは常に新しいものを開発し、それを試合の大事な場面で出すような度胸の良さも持ち味。
2人が組むダブルスも、メダルの行方を左右する重要なポイントだ。
男子の大黒柱・水谷はランキング7位だが、
'11年1月以降、ひと桁順位を維持し続ける安定感は世界トップクラスの証拠。
万能型のプレースタイルで、天性のボールタッチの柔らかさは関係者に「何十年に1人」と評価されるほど。
6月の荻村杯ジャパンオープンで初優勝を果たし自信をつけた。
「ロンドンが終わったら死んでもいい」と口にするほど、2度目の五輪にかけている。
ロンドンではシングルスの1国の出場枠が2に滅り、男女ともにランキング5位くらいまでを占める中国勢が抜けて、日本にもメダルのチャンスが巡ってきた。
女子は、'11年の直接出場枠決定時点では世界ランク3位で代表を逃した世界選手権女王の丁寧が、郭焱の故障により中国代表に。
金メダル争いは丁と李暁霞による'11年世界選手権決勝の再現となりそうだ。
日本勢は、世界選手権8強のフェン・ティアンウェイや'11年W杯3位の帖雅娜(香港)らの撃破が絶対条件。
'11年世界選手権の覇者.張継科と2位の王皓が出場する男子は、ヨーロッパ最強のティモ・ボルも強敵だ。